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yassan, 2019-06-23 19:07
1 | 1 | yassan | # 第66回 SEA関西プロセス分科会&第18回 Redmine大阪 |
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3 | ## テーマ~「チケット管理システムによるソフトウェア開発支援と今後の課題」 |
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5 | 今回の勉強会のメインセッションでは、気象庁の担当者の方にRedmineやGit等によるソフトウェア開発支援の事例報告を講演して頂きます。 |
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7 | 気象庁|数値予報課報告・別冊 |
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8 | [第63号(平成28年度) 数値予報モデル開発のための基盤整備および開発管理](http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/nwpreport/nwpreport.html) |
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10 | 気象庁におけるソフトウェア開発プロセスの事例で興味深い点は3つあります。 |
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11 | まず、一つのサーバー上で複数のRedmineインスタンスが運用されていて、各部署がそれぞれのRedmineインスタンスで異なる運用ルールを実施している点です。 |
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12 | 次に、Redmineの特徴を十分に理解した上で下記のような運用ルールを展開している事が挙げられます。 |
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14 | 1. チケットの粒度は最初は気にせず、まずはチケットを作成して試行錯誤することを勧める事 |
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15 | 2. 「No Ticket, No Commit!」ルールを徹底周知し、開発成果の信頼性向上や情報共有に役立てる事 |
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16 | 3. 親子チケットによる進捗管理では、子チケットを五月雨式に作成しない点に留意する事 |
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18 | さらに、RedmineとGitを連携してgit-flowの開発プロセスを利用されているように、並行開発やコードレビューの仕組みを取り入れている点です。 |
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20 | 以上のように、気象庁の事例報告を読むと、数値予報モデルの開発基盤と開発管理に、昨今のオープンソース開発では普通に行われているモダンな開発プロセスを上手く取り込んで運用されていることがよく分かります。 |
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22 | 気象庁の担当者の方の事例講演を次回も聞くチャンスはそうありませんので、Redmineの初心者から、ソフトウェア開発プロセスに興味のある方まで、ぜひお越しください。 |
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24 | ## 主催 |
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26 | ソフトウェア技術者協会 関西支部 プロセス分科会 http://sea.jp/kansai/wp/?cat=4 |
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27 | Redmine大阪: https://www.facebook.com/RedmineOsaka/ |
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29 | ハッシュタグ:#RedmineOsaka #seakansai |
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31 | ## 開催日 |
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33 | 2018/2/3(土) |
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34 | 13時開場、13時30分開始、18時終了 |
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36 | 18時過ぎから懇親会あり |
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37 | 懇親会コンパス申し込みは[こちら](https://redmine-osaka.connpass.com/event/75362/)。 |
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39 | ## 会場 |
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41 | 大阪市淀川区西中島5-12-12 エムオーテックス新大阪ビル 2F |
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42 | https://www.motex.co.jp/access/#osaka |
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44 | ## タイムスケジュール |
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46 | 13:00-13:30 開場受付 |
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47 | 13:30-13:45 オープニング |
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49 | 13:45-14:15 |
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50 | 講演1 (仮)Redmine作者JPLへの訪問の報告 |
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51 | 講演者:前田剛さん([ファーエンドテクノロジー(株)](https://www.farend.co.jp/)) |
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52 | 概要:TBA |
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54 | 14:15-15:15 |
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55 | 講演2 |
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56 | 「気象庁の数値予報モデル開発における開発管理ツールの活用」 |
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57 | 講演者:原旅人 様(はら たびと・[気象庁予報部数値予報課予報官](http://www.jma.go.jp/jma/kishou/intro/gyomu/yohoubu.html#c)) |
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58 | 概要: |
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59 | 現在の天気予報は、スーパーコンピュータによる気象シミュレーション(数値予報)の |
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60 | 結果をもとに作られていて、そのためのソフトウェアのほとんどを気象庁の職員が |
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61 | 自らプログラムを作って開発しています。これらのソフトウェア開発は気象庁内で |
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62 | 組織横断的に、そして継続的に長いスパンで行われることが多いため、情報共有、 |
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63 | 議論や作業の記録が大変重要であり、その支援ツールとして Redmine やバージョン |
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64 | 管理ツールを活用しています。 |
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66 | 本講演では、気象庁の業務を簡単に紹介したのちに、気象庁におけるソフトウェア開発、 |
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67 | Redmine やバージョン管理ツールの利用の背景と経緯、およびその活用などについて |
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68 | 紹介します。 |
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70 | 参考文献 |
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71 | 数値予報課報告・別冊第63号 |
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72 | [数値予報モデル開発のための基盤整備および開発管理](http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/nwpreport/nwpreport.html) |
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74 | 15:15-15:25 休憩 |
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76 | 15:25-15:45 |
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77 | 講演3 「Redmineにおけるトレーサビリティ管理の現状と可能性」 |
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78 | 講演者:あきぴーさん |
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79 | 概要: |
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80 | 最近のソフトウェア開発では、開発プロセスにおけるトレーサビリティを利用する場面が多くなっています。 |
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81 | 本講演では、ソフトウェア開発におけるトレーサビリティをRedmineの運用でどのように対処していくべきか、試行錯誤している内容を講演します。 |
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83 | 15:45-15:55 休憩 |
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85 | 15:55-17:30 パネルディスカッション |
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86 | 「チケット管理システムによるソフトウェア開発支援と今後の課題」 |
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88 | モデラー:あきぴーさん |
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89 | パネラー:原旅人様、阪井誠さん、他 |
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91 | 17:30-17:40 クロージング&撤収 |
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93 | 18:00~20:30 めちゃ楽しい懇親会(会場付近で) |
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95 | ## 参加費 |
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97 | 参加費 1,000円 |
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99 | ## 懇親会 |
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101 | 18時過ぎから懇親会を会場付近で開催します。 |
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102 | 懇親会費は4,000円程度を予定しています。 |
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103 | 懇親会コンパス申し込みは[こちら](https://redmine-osaka.connpass.com/event/75362/)から。 |
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104 | 初めましての方でもお気軽にどうぞ! |
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106 | ## 会場利用の注意点 |
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108 | MOTEX様のご好意で素晴らしい会場をお借りしていますので、ゴミは持ち帰り、会場内は禁煙でお願いします。 |
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110 | ## 主催者への連絡、問合わせ |
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112 | 開催日までは、申し込み後のキャンセルは、connpassからのコメントでご連絡下さい。 |
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113 | 開催日当日の急な事情による申し込み後のキャンセルは、Twitterハッシュタグの方法で主催者へご連絡ください。 |